TRON 2004 3 12
3月11日の日本経済新聞には、このような記事があります。
「ほとんどの漢字 パソコンで表示」
「トロン開発団体がシステム」
「国産の基本ソフト『トロン』の開発を手がけるトロン・プロジェクトは、
10日、パソコン上で、現在使われている、
ほとんど、すべての漢字を表示可能にするシステムを開発したと発表した。」
「開発したシステムは、トロンで利用可能な約17万字の漢字を、
『ウィンドウズ』や『マックOS』など、
トロン以外のシステムでも利用できるようにする仕組み。」
「トロンで利用可能な文字に加え、
NECや富士通、日立製作所などが制作した規格外の漢字(外字)にも、
番号を付与、参照可能にした。」
コンピューターが、漢字文化を破壊しないように、
業界関係者は、大いに努力すべきです。
漢字が、コンピューターに合わせるようでは、
文化は、おしまいです。
数千年の歴史を振り返れば、
文化を軽視してきた国家は、寿命が短かったのです。